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karazさん いつものように、大変遅くなりました。
現代建築の原点から説明してゆくのが解りやすくなる考えましたので、モダニズム建築の起こりから「簡単」に説明します。
1900年代に始まる建築の美の考え方で、工場生産が始まったこと、コンクリートや鉄という新しい構造が登場したことに呼応して、時代にあった建築を創造してゆこうと始まりました。これ以前はここで話題になりました宗教建築や、公共の施設は様式(歴史)建築と言われるものです。ゴシック建築とか、折衷様式とか、新古典主義様式と呼ばれるものでした。新しい建築の動きはそれらの「様式」建築から「装飾」を取ったところで建築の美を考えてゆこうとするものです。それは面構成による建築とか、幾何学形態による建築とか、私の言い方ですと「絵画になりたかった建築」と言うものです。
様式(歴史)建築には装飾がつきものです。これを「止めた」建築の要素を、面の構成によって美が成り立つのではないか、こういうところから始まっていますので、現在でも装飾を付けて建築を創ることが、建築の先端の美意識からは安易な方法として=避けたところで成立する美を見つけようとしているのです。でもモダニズム建築も100年もやっていますから、理念の限りで創作を切り開いていくことに疲れてきていて、建築のデザインが安易に装飾的に走ることが普通に見られるようになってしまっています。いつでもそうなのでしょうが、先端の建築家によるしかないと言う困難なところを書いています。ですから「けんちく探訪」では先端の建築をメインに鑑賞してゆく場と言うことになっています。
現在の宗教建築にあっても、歴史的なものから特別な意味というものを持って造られているでしょう。けれど「けんちく探訪」と言うこの場は、現代建築デザインの在り方に向かってだけ評価される。そして宗教建築が現在に伝える高貴な空間「小聖堂」を体験したいと、そのために行きました。
モダニズム建築にとって、このように装飾というのはマイナスに特別な意味があります。単純なのに密度の高い空間を求めているということでしょうか。
けんちく探訪では抽象(モダニズム)建築が単純な幾何学形態から、その抽象性の意味を求めて格闘していると言うところまで書かれています。
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