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明治村の「帝国ホテル」について

 投稿者:aibo2  投稿日:2008年12月17日(水)15時04分8秒
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   明治村の「帝国ホテル」を公開してしまったのですね!!・うーむっ・激写資料としてはふさわしく感じませんでした。
岐阜の駅前の宿で前日から泊まって、帰る日の時間で明治村に向かいました。全体で4時間半ほどは居たことになります。最初に帝国ホテル(入り口のすぐでした)だったので快調に見始めたのですが、面白さが見えてこない。枚数を重ねるごとに迷いが増えて来るのが感じられる。濃いディテールや破綻詳細の建物は目が廻るくらい方向性を失い収拾がつかない。でも、ここでは濃い方向のディテールであろうはずなのに、時間が経つほど意欲が減っていくのを感じる。260カット程度を得たのに留まり、満足に程遠く<もやもや>感は気持ち悪く感じた。ここより前に「瞑想の森」に立ち寄ったが、そこでは3倍の量のカット数となっていた。ここでは比較すればパーツの濃さと素材の豊富さでは相当の枚数は予想出来るはずだった。

まあ、「見た・撮った?」というところで、他の施設も見ておこうで移動した。他の施設も興味は沸くがどこかで覚めていくのはどうしたものか。現地では気づかなかったが、あとであのライトの「帝国ホテル」が本物としてそこに存在するという妄想から離れられなかった。・・(そうだ)・・その過渡の期待は移転した時に壊れてしまったのだろう。
 特に建物の中に入ると違和感を得た。
天井・・・ボード?・プレーンな白??・床・・・薄いタイルカーペットしかも赤。タイルの床?・・・あれれ・・木のフローリング??割付は??・・隙間の開いた彫刻のモールディング?この程度?・フロントの設えと扱いは無いでしょうよ(物置扱い)。何がオリジナルでどこを変えたのか・・すべてが薄っぺらに見えてくる。石自体もコンクリートか準ずるものを使っている。後で、過去の写真と比較するけど、どこまでをオリジナルとするのか??・・・そんなことよりも・・・

真面目にこの施設を受け入れようとしたのが間違いであった。それはそうで、これだけのものを移設し組み立て、かつ、維持していくのだ。調達出来ずに素材の代替品だったり経済事情で安い材料になることもある・取りあえずの用立てもある。だからこそ、そのことを明確に判るようにすべきでしょう(当時の写真が併設してあり、判るようにはなっていたようだけれど混乱して再構成ができなかった・それほどの奇妙さ)。違和感はそこにある。他の施設もすべてそうで「重文」という「お触れ」がある建物なんて、どうなのかなあ・・・・?「重文」の建物に警備用の配線を<堂々と>展示をして戴けていた(努力したぁ?)。

大きな勘違いの幻想は、移転してしまった段階で、そこにはそれぞれの歴史を持った原寸大の模型なのだと認識しないと無理が発生するのだと、帰ってからしばらくして気づいた。移転保存というのは以前からどんなものかと考えていたけど極力避けられないものだろうか。移設だったとしても縁も所縁も無い土地には置いて欲しくないよね。
最古の木造建築・奈良の法隆寺だって千数百年という時を経たとしても部材は残っていてもほとんどは後世に部材は取り替えられている。どこまでがオリジナルなのかは飽くまで継承と推察でしかない。肝心なのはその土地に必要とされて根付いて、変わる記憶を留める努力をされて生き続ける建物なのだろう。そこにあるから貴重なのだ。

明治村の「帝国ホテル」は空間を実体験する施設(他もそうだが)で、ディテール自体も余り近寄らないで構成が判る距離で鑑賞に留める程度にしたほうが無理ないのではないかと思えた。奇しくも、mirutake氏は住吉の長屋を話題にしていた、これと同じ程度の体験を得られると思えば良かったのだ。写真を撮ることよりも空間の実体験の場として優先してその上で写真を撮っていれば違和感はなかったのだろう。

これまで、色々な建物を見てきているが、特に美術館・博物館という施設は一般の方々は目的地に着いたら一直線に発券場に向かい<そそくさ>と内部に入っていく。そして<鑑賞・見学>が終わったら、振り返りもせず<そそくさ>と帰って行く。建物に興味を向ける余裕も良否も批判もそこにはほとんど無い。そのような小文化の中では見せるということを与えられた明治村といった博物館施設で始めて建物を<見て・体験>する対象なのだと経験することになる。身近な建物ですら経験することも無いところでこのような難しい建物を見ることで身近な建物に意味合いを持って視線を戻すことが出来るのかな。

本年(2008年)も残り少なくなりました。「けんちく探訪」「けんちく激写資料室」は当初から10年は経っていませんか。最初がよく判りませんが、そうならば継続・更新されていることに改めて敬意を表します。「けんちく激写資料室」はカウンターを見ると地味に10万を超えそうですけど年内は無理みたいですね。動きを時折見ると休日よりも平日の方がより多く廻っている印象があり、推測ですが仕事寄りの鑑賞に使われているような気がします。ここのところ、けんちく体験には新しい動きを見かける。「セカンドライフ」「Photosynth」・「グーグルのストリートビュー」といった疑似体験の構築方法だ。いずれも鑑賞に堪えられるレベルとなると実際には相当な手間隙を要したり・別世界の技術に入り込むのだろう。今は単なる大量の写真の公開であっても費用と時間は遊びとしては贅沢で忍耐を要すものだ。今後10年という時では、どんなことになっているだろうか。私自身はそれらを少し念頭に置いて、今後はそんなに長くはないけんちく鑑賞巡りでどんな物が記録できるかという想い、また、一年が過ぎます!?
 
 
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