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世田谷区民会館の内部写真が撮れなかったので、新建築195907から転載追加しました。「けんちく探訪」群馬音楽センターの「折板」の続きの意味があるので、文でも取り上げました。
前川さんの「柱梁構成のデザイン(寝殿造り?)」から、壁に意味を見出すところ、そしてレンガタイルの完全な壁構成に移っていった、それは時代の変遷でもあったが見えてきたように思えました。
柱梁構成のデザインと言うのは逓信スタイルの丸柱角梁に壁を付けてるから、丹下の旧東京都庁舎や香川県庁舎の柱梁構成、林昌二の旧掛川庁舎、谷口吉郎の東京国立博物館東洋館等のことで、日本建築の寝殿造りから来ている気がする。折板壁で何かできるという追求は多くの建築家が臨んでいたわけで、これと同じように柱梁構成でも何かできるという追求を建築家達がしていたと言うことを感じた。
ただしこの日本的なもののコンクリートの追求があっために、また日本の建築家が世界性の表現を日本的な物に求めために、西洋近代建築が壁構成として始まったのに、日本の建築家が壁に行くのが遅れてしまったと言うことではないかと気付いたのだが。
現代建築の冒険 中公新書 「形」で考える 日本1930-2000 越後島 研一著
この本で著者は日本的な横に外部に広がる内部空間をやっていたから、70年代からサボワ邸のような内部に包まれた空間意識をやり直し始めたんだと言うことを言っていて、同じことのように思えたのだが。
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