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コルビュジェ展

 投稿者:mirutake  投稿日:2009年 8月11日(火)15時41分18秒
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  国立西洋美術館に焦点を当てたコルビュジェ展見てきました。
例により展示内容は普通、地味。
3階の超狭い階段とか何時も行けないところを見せてくれるのではないか、と、つい想像してしまったもんだから余計がっかりしてしまった。
ですが、図面と、3dで竣工当時の建物を見せてくれてのは、特に3階のハイサイドライトにどれほど力を入れているのが解って、本当に良かった。自然光美術館を遣りたかったんだと言うことが良くわかった。

帰りパンフを買って、表紙を見ていると、入り口ハイサイドライトのある吹抜け=十時形の梁に付いている照明器具が全くないじゃないかと言うことに気付いた。そこですぐ思ったのは照明は下にある展示物に極小に当てて、壁や上部に当てちゃ駄目なんじゃないかという風に思ったのです。

それから家に帰って風呂に入っているときに気付きましたね。
このころのコルビジェはサボワ邸(1929)をとっくに終え、ロンシャン(1955)を終えた頃(1959)なんだから、劇的空間であり、劇的光と影でなければならないはずだと。上記のような照明にすれば自ずと全体は真っ暗な空間となり、ハイサイドライトからの光が、直射光が差すときには劇的となり、曇りとか天空光の時にはぼーっと明るい上部と言うことになるのだと。

現在から見れば、安藤忠雄の自然光美術館があるので、気が付いて見れば、西洋美術館も、神奈川近代美術館も、自然光美術館が本来の姿なのだと。現在の美術館の主流が、均質空間だから、自然光なんて全く役に立たないお荷物でしかないと思われている。コルビュジェの空間に対する尊敬の念が全くないのだと感じたのでした。
1,だから3階の自然光装置室を見せようという気概がない。
2,だから入り口の吹き抜け空間をコルビジェの照明のままにする気も想像力もない。
3,だから新館と接続するときに、本館と明らかに違う場所に行くという=本館というコルビュジェに対する敬いがない。たとえばガラスの箱通路にして、本館の外壁がはっきり見え、あー本館から出るのだと言う体感が明快であるようにするとか。
4,何時も行けない所すべて行ける、そして特に屋上に行けるようにしよう。日曜に行われている館体験ツアーで良いから。ここまで遣らないとコルビュジェの空間体験にならない。

要はモネとかルノワールとかの均質空調を必要とする絵画は止めて、彫刻や現代美術や、コルビュジェ美術館にするしかないと言うことだと思う。

世界遺産にしたいならこのくらいのことシナイと駄目なんじゃない。


安藤忠雄とか、伊東豊雄とか、コルに尊敬と想像の源泉をもらった超有名建築家が、しかも老後に彼らの熱心な発言を待ってしか出来ないんじゃないかと思ってしまった次第でした。
 
 
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