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自衛隊のバス「自賠責なぜ適用外」 むつの遺族提訴
生きていれば21歳になる長女の遺影に手を合わせる仲沢さん(左)と次女。次女は今も後遺症に苦しむ
公道を走る自衛隊の車両が、なぜ自賠責保険に入っていないのか―。15年前、青森県むつ市で航空自衛隊の大型バスが姉妹2人を死傷させた交通事故で、同市の母子が国に損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。姉は死亡、妹も後遺症を伴う重傷を負ったが、バスは自衛隊車両という理由で自賠責の適用が除外されていた。「事故の被害が正当に認定されていない」との思いがぬぐえない母親。「同じような被害者を出してほしくない」と訴える。
事故が起きたのは1993年9月16日。仲沢陽子さん(48)の長女=当時(6つ)=、次女=当時(4つ)=が乗った自転車が、同市大湊上町の丁字路交差点で空自の大型バスと衝突した。
「自衛隊の車は自賠責に入っていない」。悲しみの中、仲沢さんは耳を疑った。自衛隊車両は使用目的が特殊な上、国家賠償の対象となるとの理由で、自賠責の適用が除外されていた。
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